2026.06.12 その他技術

Verkada Command APIとは。クラウド型カメラと業務システムをつなぐ現場DXの活用方法

Verkada Command APIとは。クラウド型カメラと業務システムをつなぐ現場DXの活用方法
Verkada Command APIとは。クラウド型カメラと業務システムをつなぐ現場DXの活用方法

はじめに

防犯カメラやセキュリティシステムは、これまで「映像を確認するための設備」として使われることが一般的でした。

しかし、製造現場、物流倉庫、店舗、オフィス、施設管理の現場では、カメラ映像を単に見るだけでなく、業務システムや通知システムと連携させたいというニーズが高まっています。

たとえば、次のような要望です。

「異常発生時の映像を自動で確認したい」
「カメラのアラート情報を社内システムに連携したい」
「設備信号やI/O接点とカメラ映像をつなげたい」
「複数拠点のカメラ情報を管理画面に集約したい」
「AIカメラの検知結果をTeamsやSlackに通知したい」
「映像を業務記録や日報と紐づけたい」

こうしたニーズに対応するうえで重要になるのが、Verkada Command APIです。

株式会社ジーライブは、Verkadaの取扱パートナーとして、Verkada製品の導入だけでなく、Command APIを活用した外部システム連携、現場DX、AI活用まで含めた提案を行っています。


Verkada Command APIとは

Verkada Command APIとは、Verkadaのクラウド型管理プラットフォーム「Command」と外部システムを連携するためのAPIです。

Verkada Commandは、セキュリティカメラ、アクセスコントロール、アラーム、インターホン、センサーなどを一元管理できるプラットフォームです。

Command APIを活用することで、Verkada上のカメラ情報やアラート情報、映像データなどを外部システムと連携できます。

たとえば、以下のような連携が考えられます。

  • カメラ一覧や設置情報の取得
  • カメラの稼働状況の確認
  • アラート情報の取得
  • ライブ映像・過去映像のストリーミング連携
  • 外部ダッシュボードへの表示
  • 業務システムとの連携
  • 通知ツールとの連携
  • 設備信号やIoTシステムとの連携

Verkadaを単体のカメラ管理システムとして使うだけでなく、既存の業務システムや現場設備とつなげることで、より実用的な現場DXにつなげることができます。


Command APIで広がるカメラ活用

Verkadaの強みは、クラウド上でカメラやセキュリティ機器を管理できることです。

一方で、企業ごとの業務では、標準機能だけでは対応しきれない個別の運用があります。

たとえば、次のようなケースです。

  • 工場の設備異常と映像を紐づけたい
  • 倉庫の入退場ログとカメラ映像を連携したい
  • 店舗のトラブル発生時に該当映像をすぐ確認したい
  • カメラのオフライン状態を社内管理画面に表示したい
  • 特定のアラートをTeamsやSlackへ通知したい
  • 複数拠点の映像管理状況を本部で確認したい
  • AI検知結果を既存システムに記録したい

Command APIを活用することで、Verkadaのカメラ映像やイベント情報を、現場の業務フローに組み込むことができます。

これは、単なる防犯カメラの導入ではなく、映像データを業務改善に活用するための重要なステップです。


活用例1:アラート情報を社内通知ツールへ連携

Verkadaでは、カメラのオンライン・オフライン、タンパー、モーション、混雑、ラインクロッシング、滞留など、さまざまなアラートを扱うことができます。

Command APIを活用すると、こうしたアラート情報を外部システムに連携できます。

たとえば、次のような運用が可能です。

  1. カメラが異常やイベントを検知する
  2. Command上にアラートが記録される
  3. APIでアラート情報を取得する
  4. Teams、Slack、メール、社内管理画面などへ通知する
  5. 管理者が映像を確認し、必要な対応を行う

現場では、アラートが出ても管理画面を常時見ているとは限りません。

社内で普段使っている通知ツールに連携することで、異常に気づきやすくなり、初動対応を早めることができます。


活用例2:カメラの稼働状況を社内ダッシュボードに表示

複数拠点にカメラを設置している企業では、カメラの稼働状況を一元的に把握することが重要です。

Command APIを活用すると、カメラの情報や状態を取得し、社内ダッシュボードに表示することができます。

たとえば、次のような情報を一覧化できます。

  • カメラ名
  • 設置拠点
  • 設置場所
  • カメラの状態
  • オンライン・オフライン状況
  • 最終更新日時
  • 保持期間
  • ファームウェア更新状況

これにより、情報システム部門や施設管理部門は、複数拠点のカメラ運用状況を効率的に確認できます。

カメラが停止していることに気づかないまま運用されるリスクを減らし、安定した監視体制を維持しやすくなります。


活用例3:ライブ映像・過去映像を外部画面に組み込む

Verkada Command APIでは、ライブ映像や過去映像のストリーミング連携も可能です。

これにより、Verkada Commandの画面だけでなく、企業独自の管理画面や業務システム上で、必要な映像を確認できる構成を検討できます。

たとえば、次のような用途があります。

  • 設備監視ダッシュボードにカメラ映像を表示
  • 入退室管理画面に該当カメラ映像を表示
  • 異常発生時に関連する過去映像を確認
  • 現場管理システムに映像確認機能を組み込む
  • 本部の監視画面に複数拠点の映像を集約する

映像確認が業務システムと分かれていると、確認作業が煩雑になります。

映像を業務画面に組み込むことで、現場担当者や管理者が必要な情報を一つの画面で確認しやすくなります。


活用例4:I/O接点・設備信号との連携

製造現場や食品工場では、カメラ映像だけでなく、設備やセンサーからの信号と組み合わせたいケースがあります。

たとえば、以下のようなニーズです。

  • 金属探知機が異常を検知した瞬間の映像を確認したい
  • PLCの異常信号とカメラ映像を紐づけたい
  • 扉センサーの反応時に映像を保存したい
  • 設備アラートと映像確認を一体化したい
  • AIカメラの検知結果をパトランプやブザーに連動させたい

ジーライブでは、I/O接点、無電圧接点、Webhook、IoT機器、通知システム、Command APIを組み合わせ、現場設備とカメラ映像を連動させる提案が可能です。

これにより、設備信号、映像、AI判定、通知、記録を一つの流れとして設計できます。


活用例5:業務システムとの連携

Verkada Command APIを活用することで、カメラ映像やイベント情報を業務システムと連携できます。

たとえば、以下のような連携が考えられます。

  • 入退室管理システムとの連携
  • 勤怠管理システムとの連携
  • 工場設備管理システムとの連携
  • 倉庫管理システムとの連携
  • 日報システムとの連携
  • インシデント管理システムとの連携
  • 顧客対応管理システムとの連携

映像やアラート情報を業務データと結びつけることで、原因調査、証跡管理、レポート作成、業務改善に活用しやすくなります。


ジーライブがCommand API活用で支援できること

ジーライブは、Verkadaの取扱パートナーとして、Command APIを活用したシステム連携を支援します。

主な支援内容は以下の通りです。

  • Verkada導入相談
  • Command API活用の要件整理
  • カメラ情報・アラート情報の取得設計
  • 映像ストリーミング連携の検討
  • 社内ダッシュボード構築
  • Teams・Slack・メール通知連携
  • I/O接点・設備信号との連携
  • 業務システムとの連携
  • PoC・導入検証
  • 運用設計・保守相談

Verkadaの標準機能を活かしながら、必要に応じて外部システムと連携することで、企業ごとの現場課題に合わせた活用が可能になります。


導入時に確認すべきポイント

Command APIを活用する際には、事前に以下の内容を整理することが重要です。

  • 何の情報を取得したいか
  • どのカメラや拠点を対象にするか
  • アラートをどこに通知するか
  • 映像をどの画面で確認したいか
  • 既存システムとの連携有無
  • API利用に必要な権限設計
  • セキュリティ要件
  • 通知頻度や対象イベント
  • 運用担当者
  • 障害時の対応フロー

API連携は、作ること自体が目的ではありません。

重要なのは、現場で誰が、どのタイミングで、どの情報を確認し、どのように対応するかを設計することです。


まとめ

Verkada Command APIを活用すると、Verkadaのカメラやアラート情報を、外部システムや現場設備と連携できます。

これにより、単なる映像確認にとどまらず、通知、記録、業務システム連携、設備信号連動、ダッシュボード化など、より実用的な現場DXにつなげることができます。

ジーライブは、Verkadaの取扱パートナーとして、Verkada導入、Command API連携、AIカメラ活用、I/O接点連動、業務システム開発まで含めて支援します。

カメラ映像を業務に活かしたい企業様は、ぜひジーライブにご相談ください。


お問い合わせ

Verkada Command APIを活用したシステム連携、AIカメラ活用、I/O接点連動、通知システム連携、業務システム連携にご関心がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

株式会社ジーライブ
E-mail:contact@geelive-inc.com
URL:https://geelive-inc.jp/

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